爽風館のサークル活動について(その3)
毎日猛暑が続いておりますが、皆様お元気でしょうか。
本日は毎週水曜日の午前中に実施されているお料理教室のご紹介をしたいと思います。
お料理教室は杏樹苑爽風館の誇る管理栄養士2名が中心となって、CUCS(クックス)という名称で開催しております。
4月からスタートしているサークルの一つで、初めてのお料理は一口おはぎとたこ焼きの中がはんぺんになっているまる焼き作りに挑戦しました。
5月になってご入居後の生活が落ち着かれ始めると皆様積極的に参加されるようになりました。5月はご入居者の方のリクエストであんみつ作りに取り組んでいます。
包丁でフルーツを切って頂いたり、寒天を盛り付けて頂いたり、
完成したあんみつにアイスクリームと黒蜜をかけて、皆様美味しそうに召し上がっていました。あまりに人気が高かったためか、次月もあんみつ作りを継続するほどでした。
6月にはショートステイをお使いになった方がこの教室に参加して、昔よく作ったうどんを作りたいとお話されていたことから、ユニットで出張料理教室も開かれました。
出来上がったうどんはその場でゆでて皆様と美味しく召し上がりました。
この他にショートステイサービスのユニットでは園芸教室で作った作物を天ぷらにして召し上がることなどもしております。
7月にはお好み焼き作りに挑戦して頂きました。
ご入居前は包丁を5年も持ったことが無かったと話されていた方がしっかりとキャベツを切る事ができるようになり自信を取り戻されているようです。
包丁はまだ怖いと言われている方でも、キッチンバサミでは楽しそうに調理されています。
こんがりと焼きあがったお好み焼きにソースと鰹節、マヨネーズをトッピングして皆様で美味しく召し上がっています。
次回の8月お料理教室はそうめんと冷汁に、バナナを使ったスイーツを予定しています。またレポートしたいと思います。
このお料理教室は、昔、皆様が行っていたことを、再び行うことで、小さな成功体験から自信を取り戻していただく回想作業療法としてこれからも実施していく所存です。