平成28年度第1回目の勉強会を開催致しました。
皆様こんにちは。新年度が始まり1週間が過ぎようとしていますが、新社会人になられた方々は新しい居場所で研修を頑張っていらっしゃるかと思われます。
爽風館でも新人研修とは別に4月8日の金曜日、15:00から現任・新任向け施設内研修会として平成28年度の第一回勉強会を開催致しました。
今回の勉強会は外部講師として認知症看護認定看護師の白濱朋子先生をお招きして「認知症高齢者と向き合うには」をテーマに開催して頂きました。
講義の内容は認知症の基礎的分野から始まり高齢社会における問題点、病院と施設の連携、その方らしい生活を送るための介入方法、事例を通して家族の思いを知るなど幅広いテーマに着眼されておりました。
現任・新任あわせて30名ほどの出席でしたが皆熱心に耳と心を傾けていたようでした。一通りの講義が終了すると質疑応答の時間になります。
普段から自分がユニットで関わっているご入居の方の行動について聴く職員
新入職員としてこれから入るユニットで不安に感じていることを聴く職員
デイサービスで対応したお客様に対する接し方の成否を確認する職員
ショートステイサービスを御利用なさる方への声のかけ方に悩んでいた職員
今一番感じている個別対応方法について聴くユニットリーダーと質問は違えど多くの職員が本日の講義で感じることが多くあったように思われました。
また、白濱先生には、その質問に寄り添い、温かく返答して頂き、皆がその答えに納得していたように感じました。
会の最後に先生は今年6月に神戸で行われる第15回日本認知症ケア学会大会にてターミナルケアを取り上げた演題を発表されるとお話されていました。
勉強会終了後、当日出勤していた看護課の面々は白濱先生から更に深い認知症について知識を得たようでした。最後に先生と記念撮影を実施して御満悦の面々。
白濱先生、今回は御自分の学会演題作成と本来のお仕事の合間を縫って、大変にお忙しい中、貴重な講義を実施して頂き本当にありがとうございました。また、今後も認知症について御指導頂けます様宜しくお願い致します。