新蕎麦を楽しむ会。
皆様こんにちは。日が落ちるのもだいぶ早くなり、秋の夜長を如何お過ごしでしょうか。杏樹苑爽風館では10月に入って、少し大きなイベントを開催いたしました。
上藤沢にある杏樹苑でも、長年楽しまれてきたおそばの会、というイベントですが、今回杏樹苑爽風館では、初めて新蕎麦を楽しむ会として、開催させて頂きました。
10月11日の日曜日にボランティアグループ、「いるま蕎麦打ち倶楽部」の方々にご来館頂き、この秋採れたそばの実で作ったそば粉で蕎麦打ちを実演して頂き、皆様と新蕎麦を楽しむ、といった趣旨の会になります。
蕎麦打ちの実演では蕎麦にまつわるお話もたくさん聞くことが出来ました。この日に使用されたそば粉は、茨城県日立市産のものになるそうで、そばつゆも全て国産の材料にこだわった、後味までとても薫り高い物でした。
打たれた蕎麦は、その場で茹でられ、冷水で〆て盛り付けられます。
この日は、ご入居の方、短期でご利用されている方、ご面会にご来館頂きましたご家族様用に200食分ご用意いたしました。3日前から準備に入ったとお話されていたいるま蕎麦打ち倶楽部の方々ですが、お蕎麦を盛り付けるだけでも忙しいというのに、なれた手つきで次々と新蕎麦を作りあげられていました。
いるま蕎麦打ち倶楽部の方々のご好意でお蕎麦には大根卸と薬味ねぎ、それに具沢山な美味しいかき揚げが添えられ、
皆様には、とても香りの良い新蕎麦を召し上がって頂くことが出来ました。お蕎麦を食べ終えた方には蕎麦湯も配られ、久しぶりの新蕎麦、それも手打ち蕎麦を食べられるとあって、普段は食の細い方がおかわりをされて、笑顔で2杯召し上がっている姿がとても印象的でした。
3部制の入れ替えで会場をご利用いただきましたが、当日にご利用されているほぼ全ての方々に、新蕎麦を召し上がって頂き、皆様に喜んでいただくことができました。
大変好評で皆様に喜んで頂きつつ、無事、新蕎麦を楽しむ会を開催出来ましたのも、ひとえにボランティアグループ「いるま蕎麦打ち倶楽部」の方々のおかげでございます。最後に職員一同心よりお礼を申し上げ、皆様と一緒に記念撮影を行いました。
来年も、「いるま蕎麦打ち倶楽部」の方々にご協力を頂き、ご入居の皆様が笑顔になれる瞬間を作ることに向けて一つになり、達成感を共有させて頂きたいと強くスタッフ皆が思うイベントとなりました。
「いるま蕎麦打ち倶楽部」の皆様方、本当にありがとうございました。