新しい年を迎え心新たに。
皆様、新年明けましておめでとうございます。穏やかなお正月となり、新年を迎えられたかと思われますが、如何お過ごしでしょうか。
さて、杏樹苑爽風館では、初めてのお正月ということもあって、元旦の行事として「お屠蘇と御節を楽しむ昼食会」と銘打ったイベントを開催致しました。
こちらのイベントは、新年をお祝いするためのお屠蘇を用意して、ご入居の方全員の皆様にご挨拶周りをしながら、昼食の御節と一緒に楽しんで頂こうという趣旨で開催致しました。(お屠蘇は、主治医の先生より許可を得た量でのご提供とさせて頂きました。)
お屠蘇には、お祝いのお酒として金粉入りの日本酒と、限定蔵出し純米酒をご用意して振舞うことになりました。午前中に用意して、しばらくイベント告知看板と一緒に飾ってありましたところ、面会の方々が、「宝船みたいだね」などとお声をかけて下さっていました。
昼食の時間を見計らって、施設長と介護課長(この日は気分を出すためにイベント中は和服姿で臨んでいました!)、看護課長がカートと共に各ユニットへご挨拶とお屠蘇をつぎに回ります。
その頃各ユニットでは厨房スタッフと介護スタッフの頑張りで、続々と御節料理がお重に盛られ、それはそれは綺麗なお料理が次々と姿をあらわしていました。
普段は、お酒など口にしない方々も、お祝いの金粉入りお屠蘇を物珍しく眺められ、おめでたい日に華を添えたと大変に喜ばれておりました。
また、お酒がお好きな方々には限定蔵出し純米酒をおつぎしたところ、「このお酒は辛口で美味しいね」等と喜ばれる方がたくさんいらっしゃいました。
本日の昼食は伝統的な御節料理とお刺身の6点盛り合わせ、お赤飯にお吸い物といった内容になっておりました。皆様大変に美味しく、豪華で、お腹がいっぱいになりましたと笑顔になられておりました。
午後は、爽風館のある地区の氏神様が祭られている八坂神社までスタッフやご家族の方と一緒にご入居の方や、ショートステイを利用されている方々が初詣に行かれておりました。
中々、ご近所にお住まいのショートステイご利用の方でも、元旦当日に初詣に行くことはここ何年も無いのでとてもうれしいとお話されておりました。ご家族の方とお参りに行かれた方も、様々なお願いをされて来たようでした。
やっぱり願い事の一番は自分の健康と言われる方が多く、次いで今年1年が良い年であるように願った方が多かったようです。
最後に、鳥居を出るときにも、忘れず一礼して、爽風館への帰路につきました。元旦からたくさんのご家族様、ご友人様がご来館して頂き、今年も地域に根ざした、開かれた施設作りをしていきたいと新しい年を迎え心新たに誓う1日となりました。ご支援くださいます皆様、どうか本年1年間も特別養護老人ホーム杏樹苑爽風館を宜しくお願い申し上げます。
指定介護老人福祉施設 特別養護老人ホーム 杏樹苑爽風館 スタッフ一同